藤島神社の学童絵画―70年ぶり”再会”―

  • 2010.02.05 Friday
  • 14:43
藤島神社の学童絵画 70年ぶり”再会”
  記憶たどり「感激」

●今朝の福井新聞に2日の続編が載っています。


 福井市毛矢3丁目の藤島神社で大量に発見された戦前の学童作品と作者の1人が4日、約70年の時を越えて”再会”を果たした。同市城東3丁目の原田和眞(かずみ)さん(80)が、3月からの展示に向けて作品が保管されている市立郷土歴史博物館を訪れ、児童期の自身が描いた絵画と対面。「まさか残っているとは感激」と目を細め、じっくりと見入っていた。

 南北朝時代の武将、新田義貞を祭る同神社の宝物庫で昨年末、義貞の没後600年を記念して1938(昭和13)年に創作された絵画や書、約540点が見つかった。同神社の大祭記念録には、福井市立實科高等女学校と福井市図画研究部が県内外の子どもたちから募り、奉納したことが記されている。
 心当たりのある作者を探す今月2日付の福井新聞紙面を見た原田さんは、おぼろげな記憶をたどり「ひょっとしたら」とすぐに同館に連絡。原田さんが宝永尋常小3年時に描いた絵画が確認された。
 画題は義貞の戦没地とされる新田塚(同市新田塚町)で、ほこらや木々を巧みに描写。鮮やかな水色の空と生い茂る緑を、クレヨンの強いタッチで描いている。本県学童から寄せられた全335点のうち、優秀作21点を同研究部が選考・編集したとする画集に収められている。
 原田さんは「何とも言えない気持ちだが、割とうまくて驚いた。空襲や震災を乗り越えて”両者”がよく会えた」と感慨深そうに作品を見つめていた。両親と3人で弁当を持って新田塚に行き、写生した記憶を思い出したという。
 また同神社の大祭記念録から、今回見つかった全作品は1938年5月に、市内2カ所で展示されていたことが分かった。原田さんは当時、福井駅前にあった大和百貨店(福屋デパート)で開かれた展示会を、家族で鑑賞したという。「百貨店の食堂でごちそうを食べ、ほめてもらったことが印象的」と振り返る。
 作品の一部は同博物館で3月19日から5月まで開かれる特別展「藤島神社の宝物」で公開予定。特別展の図録には全作品の作者と学校名を掲載する。問い合わせは同博物館=電話0776(21)0489。



約70年前に自身が描いた絵画と対面し、感慨にひたる原田さん=4日、福井市立郷土歴史博物館 (以上2月5日福井新聞より)

コメント
凄いですね 素晴らしい
  • おじさん
  • 2010/03/22 2:27 PM
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